「40歳を目前に婚活を始めた男性」の深刻事情 彼女ができても必ず「二股」をかけられる

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中学や高校のころから、彼氏彼女で付き合うとエッチを当たり前のようにしている人たちがいることにも驚いた。そんな話の輪に入ると自分が未経験だとは言えず、みんなの前では、「今は彼女がいないけれど高校のころはいて、もう経験ずみ」という顔をしていた。

そんな康夫にも大学2年になって、彼女ができた。バイトに新しく入ってきた1つ上の女子大生、敦子だった。周りに冷やかされるのが嫌だったし、バイト仲間との関係をギクシャクさせたくなかったので、2人が付き合いだしたことは、内密にしておいた。敦子は年上らしく恋愛にも積極的で、2人で飲みに行った帰り道に彼女からキスをしてきて、その夜康之の部屋で初めて男女の仲にもなった。

「毎日が楽しくて楽しくて、浮かれていました。ところが付き合うようになって3カ月くらいしたら、彼女がバイトに入る日や時間帯を僕と微妙にずらすようになったんです。それでもそこから半年くらいは10日に1回とか1カ月に1回とかは会えていたんですが……」

あるとき、バイトの休憩室に行くと女子たちから、とんでもない会話が聞こえてきた。

「今日も、敦子デートらしいね」

「あ、そうそう」

「この間お茶したときに言ってたんだけど、今付き合っている彼氏って、商社の内定が出たんだって。『絶対に離したくない。大学を卒業して数年のうちに結婚に持ち込む』って言ってた。あの子したたかというか、やり手だよね」

頭の中が真っ白になった。その会話から、初めて二股をかけられていたのを知った。

しかし康之には二股を問いただす勇気はなく、こちらから連絡を入れなくなると、彼女からも連絡が来なくなり、彼女はバイトも辞め、自然消滅的に会わなくなった。そして、その後はバイト仲間の集まりにも敦子が姿を現わすことはなくなった。

次に現れたのは、外資系の男

大学を卒業して、都内の電気メーカーに就職をした。最初は営業部に配属されたが、その後新規製品の開発と設計をする部署に異動になった。そこはかねてから行きたかった部署だったので、康之はやりがいを感じて仕事に没頭した。大学3年のときに苦い思いをして以来、恋愛らしい恋愛をしていなかったが、生活は充実していた。

そして29のとき、たまたま参加した飲み会で知り合った、3つ下の明美と付き合うようになった。

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