「40歳を目前に婚活を始めた男性」の深刻事情 彼女ができても必ず「二股」をかけられる

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「久しぶりに恋愛してみると、やっぱり楽しくて。翌年30になるし、このまま付き合いを続けて、結婚できたらいいなと思っていたんです。ところが、1年くらいしたら、彼女のほうから『別れたい』と言いだした。前の恋愛のときはうやむやに終わらせて、そこをちょっと後悔していたので、そのときは問いただしたんです。そうしたら、『ほかに好きな人ができた』と。それが外資系の男だったんですよ。外資だから、収入が何千万とあったみたいで、さらに強引にグイグイこられた。女性って、いったん気持ちが裏返るともう戻ってこない。見事にフラれました」

康夫はため息混じりに続けた。

「ほかの男に持っていかれるパターンを2回連続経験して、恋愛は弱肉強食なんだな、と身をもって学んだんです。それでちょっと女性不信になったというか。まあ、知り合った女性がたまたまそういう人だったのかもしれませんけど」

文化の違う女性との恋愛も難しい

「あと、これは恋愛とは呼べないかもしれないけれど」こう前置きすると、「実は、つい最近までご飯を食べたり、出かけたりする女性がいたんですよ」と、言った。

恋愛と呼べないというのは、手をつないだだけで、それ以上の関係がまったくなかったからだ。その女性は、ひと回りも年下のタイ人だった。

「お昼をよく買いに行っていたお弁当屋でアルバイトをしていた子だったんですが、23歳で、日本語は日常会話程度ならできました」

彼女は家族と3年前に来日し、親御さんはタイ料理の店で働いていた。

「スレてなくていい子だったし、親日家でフレンドリーでした。でも、やっぱり文化の違いを感じた。彼女は、自分のアルバイトで稼いだおカネのほとんどを親にあげてしまうんです。『パパやママが大変だから』って。家族の絆がものすごく強い。あと、タイでは、困っている人がいたら助けるのは当たり前、『日本人は冷たい』とも言ってました」

彼女は、東京の下町のタイ人が多く住む地域に家族と住んでいた。

「そこは日本の田舎の人間関係に似ていて、誰がどこで何をしているというのをみんなが把握している。たとえば僕と歩いているのを見られたら、『あそこの娘が日本人の男と付き合っている』と、街中のウワサになる。だから、僕はそこには近づかないようにしていたし、デートはもっぱら郊外にドライブに行っていました。遠くに出かけたときには手をつないだりしたけれど、それ以上のことは責任が持てるまではしちゃいけないと思って、キスもしませんでした」

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