被災地から世界へ羽ばたくマリオネットの命 自分で動かす子どもたちに笑顔が広がる
オレンジパフェさんの活動はいよいよ世界にも広がり、「認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)」に寄贈したマリオネットが、ヨルダンで暮らすシリア難民の子どもたちの元へと届きました。現地ではマリオネットを囲んでたくさんの笑顔が生まれています。
<ボクの名前は“ハビーブ”>
— 国境なき子どもたち (@KnKJapan) 2017年9月6日
オレンジパフェさんから寄贈いただいたマリオネットが頼もしい助っ人として来てくれました。「ハビーブ」の意味や動画もご覧いただけます。#ザアタリ難民キャンプ #シリア難民支援 #ヨルダンhttps://t.co/wcyie9tuPR pic.twitter.com/kstwB1itJc
初めての個展を開催
活動を通してマリオネットのポジティブな力を改めて感じたオレンジパフェさんは、初めての個展を開くことを決めました。
「こういう活動をする前は作って販売をするだけで、私が直接お客さんに見せる機会はほとんどありませんでした。外に出て、自分の人形を自分で動かして見てもらうということを熊本などで経験し、それをすごく喜んでもらえるのがうれしくて。一度いろんなキャラクターを吊るして皆さんに見てもらえたらなと思い、個展を開くことにしました」
個展のイメージは、マリオネットの本場、チェコ。
「本場のチェコでは人形をランダムに吊るして展示しているので、それがやりたかったんです。マリオネットの専門店は、日本には都内に1店舗しかないので。こういうふうに展示してあるのを見るというのも、子どもたちを含め、いい刺激になり、楽しい経験になると思います」
オレンジパフェさんのマリオネットの特徴は、「口」が動くこと。まるで本当に生きているような動きで見た人を魅了する秘密は、オレンジパフェさんの作品特有の体の構造があるのかもしれません。