被災地から世界へ羽ばたくマリオネットの命 自分で動かす子どもたちに笑顔が広がる
「マリオネットを見たことがないという人も多いと思います。自分の人形の口などの動きを見て喜んでもらえたらなと思いますね。そして、来てくださった皆さんにも実際に人形を操っていただけたら楽しめるんじゃないかなと思い、会場にステージを作っていただきました。ここで思い出に記念写真も撮ってもらえたら」
一体一体、みんな動きが違う
オンレジパフェさんはこの個展のために、新しく51体のマリオネットを製作。計60体以上の人形が会場には展示されています。今回はクリスマス用に、ろうそくやスノーマン、サンタクロースも。
「マリオネットには一体一体、命を吹き込んでます。みんな若干動きが違うんですよね。出来上がって動かすまで、どういうふうに動くのか自分でもわからない。でもそれが手作りのよさ。実際に動かしてみて、気に入った子がいたらそれを迎えていただけたらなと思います」
この個展を主催しているのは、恵比寿の町で地域の情報を発信している「恵比寿新聞」。編集長の高橋賢次さんは今年の夏頃から、オレンジパフェさんとともに熊本の子どもたちの元へ足を運ぶようになりました。
「オレンジパフェさんには、マリオネットを持って恵比寿の保育園も回っていただいたんです。保育園のみんなも楽しみにしているんだろうなと思うので、お散歩でこの展示を一緒に見に来ようと思っています。子どもたちのリアクションをまた恵比寿で見られると思うと本当に楽しみです。マリオネットを通じてみんなが仲良くなったりつながりができたりすると、またそれはそれで楽しいことになるんだろうなと。町自体が活動を応援するような形ができてよかったなと思います」と、高橋さんは話しています。
クリスマスの季節、ご家族やお友達をお誘いのうえ、1度マリオネットの世界を感じてみてはいかがですか?
GARDEN Journalismの関連記事
【発達障害子ども支援】臨床心理士のチームで子ども一人ひとりの特性にあった支援を 理解者を増やす取り組みも
私たちの税金が、モザンビークの農民の生活を奪う結果に使われている可能性 NGOが警鐘
【言語難民】日本語がしゃべれず、ひとりぼっちの子ども達を助けたい
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら