エコノミック恋愛術 山崎元著
「キャバクラのコストから考えると美人がオフィスにいる経済価値は年間で推計184万円」「失恋すると自信が23.6%低下する」「合コンで幹事よりいい男(女)が来ない理由」「女性が少ない職場の方が有利な競りの対象になりやすい」……。恋愛をめぐる出来事を、こじつけも含めて経済学の理論を使って分析。
少ない努力で成果をあげる「恋愛のコツ」と、世界を理解する「経済学のツボ」の両方を同時に分からせようという「壮大な目的」で書かれたが、実際には「読者にくすくす笑ってほしい」というユーモア小咄を集めることに。恋愛は不確実性と障害で盛り上がる。「恋してから学ぶ方がずっと能率がいい」として、「まず(恋愛の)実践」を勧める。
ちくま新書 714円
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