高島屋「食の館」開業で変わる日本橋の未来

大型SC開業で、黄昏から「賑わいの街」に転換

規模は現状の1.4倍に拡大

2018年秋に全施設が開業すると、日本橋高島屋は従来比で1.4倍の面積に拡張される(写真:高島屋)

関連の総工費は150億円に達し、2015年に開業した「ウオッチメゾン」を加えると約6万6000平方メートルと、従来に比べて約1.4倍の「都市型ショッピングセンター」となる。

「日本橋に大きなショッピングセンターを作るのは、高島屋の悲願だった」と、木本社長は語る。

高島屋は日本橋のこの新店舗で、新しい顧客の開拓を狙う。同社の従来店舗は50歳代以上のシニア層を主要客としているが、新店舗は若い層を中心顧客として設定している。

「次世代の顧客をどのようにして取り込んでいくかということは、高島屋の経営課題の1つ。日本橋の新店舗を20歳~40歳代の顧客にも利用してもらえるように、今テナント誘致を進めている」(木本社長)

新店舗のテナント誘致を担うのは、子会社の東神開発だ。同社は田園風景が広がっていた東京都世田谷区玉川の地を、50年にわたって開発し続け、専門店が集積する「玉川高島屋S.C」へと変貌させた実績がある。

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