すべての経済はバブルに通じる 小幡績著

すべての経済はバブルに通じる 小幡績著

サブプライムローン問題はねずみ講のスキームになぞらえうる。ジャンクと呼んでもいいようなサブプライム関連の金融商品に、欧米の投資銀行やヘッジファンドが群がったのはなぜか。それは、住宅価格の上昇に伴い借り手がローンの借り換えを行うことで、その信用力に依存する必要がなく、ノーリスクで収益を得ることができたからだ。そこには住宅価格の上昇が必須だった。ねずみ講は新しい会員が入ってこなくなると破綻するように、住宅の買い手がいなくなれば、サブプライムが破綻するのは必然だった。

こうした金融資本主義の危うさを経済学者であり個人投資家でもある著者が解析し、バブルの常識、エコノミストの非常識を突く。

光文社新書 798円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 就職四季報プラスワン
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 今見るべきネット配信番組
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT