さて、ここからは私の生徒であるセレブキッズから垣間見られる、マンハッタンのセレブキッズ事情を紹介したいと思います。
1.休みは日曜だけ!
子どもの頃、ピアノやスイミングを習っていたという読者も少なくないと思います。今では、ダンス教室や英会話教室に通う子もいるでしょう。それでも、土日まで習い事びっしり……はあまりないですよね。
ママたちも異常に忙しい
ところが、マンハッタンのセレブキッズは前述のとおり、両親が仕事を持っているパターンが多いので、平日は習い事ずくめ。週末となれば、ニューヨーク郊外にあるセカンドハウスで過ごす家族が多いのですが、そこでも習い事をしているほどです。6、7歳でこのスケジュールですから、大人の私なんて文句言えません。
2.ママの予定も分刻み
セレブキッズは親も多忙です。私の生徒のパパさんたちは、ウォール街の金融企業に勤めているパターンが多く、高収入のため妻は専業主婦が少なくありません。にもかかわらず、彼女たちもあまり家にはいない。
なぜかというと、ボランティア活動だったり、ジム・スパ通い、自分たちの習い事など、自分の予定でびっしりだからです。子どもたちと過ごす時間すら、グーグルカレンダーに入れてリマインドしているほど。「セックス・アンド・ザ・シティ」の世界が本当にあるとは、セレブキッズに漫画を教えるまでは想像もしていませんでした。
3.自分が絶対一番
なぜアメリカ人はこんなにも自信家なのか、子どもたちをみてわかるようになりました。あるグループレッスンでのこと。習っているのはいずれも小学校3年生のアルゼンチン系アメリカ人、韓国系アメリカ人、ブラジル系アメリカ人の女子たちなのですが、お互いへの競争心が半端ないのです(笑)。
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