元SMAP3人が打ち破る芸能界の「慣習と忖度」 3連休にAbemaTVで異例の72時間生放送
3人の見据える先は、「新しい地図」に書かれていたような、自由と平和に満ちた芸能界。エンタメコンテンツとしてネットとテレビの垣根はなく、両方で生き生きと活動するタレントたちの姿をイメージしているように見えるのです。もしそんな日が来たら、3人が、テレビの世界で活躍している中居正広さんや木村拓哉さんと、ネット上での共演も……。
「新しい地図」の言語が、フランス語、英語、韓国語、中国語(簡体)、中国語(繁体)から選べることからもわかるように、彼らのスタンスはボーダーレス、ダイバーシティ。海の向こうに及んでいるわけですから、「日本国内の慣習や忖度なんてスパッと突破してしまおう」ということなのでしょう。
公取委と弁護士軍団が芸能人の味方に
3人の背中を押す背景は、動画配信サービスの台頭や、芸能界の慣習や忖度に対する視聴者の嫌悪感だけではありません。
近年、頻発する芸能人の契約トラブルを受けて公正取引委員会が今年8月と9月に、芸能人やスポーツ選手などの働き方を見直す「人材と競争政策に関する検討会」を行いました。芸能人でいえば、「芸能事務所との契約で独占禁止法に抵触するものなど不公正なものはないか」をチェックするものです。
今のところ芸能事務所や、契約書の内容に調査が及んだという事実はないようですが、いつそれが実行され、是正勧告などを受けても不思議ではないでしょう。つまり、「3人の活動を妨害しにくい状況になりつつある」ということです。
また、今年6月に弁護士らが「日本エンターテイナーライツ協会」を発足。同協会の活動内容は、「芸能人らの権利を守る」「芸能人らのセカンドキャリア形成を支援する」「芸能人らの地位を向上させる」の3つであり、心強いサポートを受けられることになります。たとえば先月、武井咲さんの「結婚・妊娠で違約金10億円」という報道がありましたが、同協会はすぐに「到底考えられない」「事実に即した報道を」などの声明を出してサポートしました。
芸能界もテレビ業界も、ファンあっての業界だけに、これらの動きと、それを注視する一般層の声を無視できません。共に近年イメージダウンが大きい業界だけに、手遅れになる前にその流れを止めるべく、古き慣習や忖度を減らしていくのではないでしょうか。
「スマステ」が早くも復活か?
話を「ホンネテレビ」に戻すと、すでに市川海老蔵さんと堀江貴文さんのゲスト出演が決定したようですが、まだ「自由な立場のタレントが手を挙げている」というだけの段階。最終的には、大手芸能事務所のタレントが出演する可能性も十分ありうるでしょう。
すでに「さすがに中居(正広)くんは難しいでしょ」「いや、森(且行)くんならあるかも」「海外の大物アーティストが出演?」なんて声が飛び交うなど、当日まで盛り上がりそうです。
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