仕事のできない人は決算の読み方を知らない 「説明会資料」でビジュアルに把握せよ
そのうちヤフーのスマホアプリ経由で1日1回以上閲覧した利用者を示す、アプリ合算の「デイリーアクティブユーザー数(DAU)」も、過去最高の4000万超にまで拡大しています(図表⑦)。スマホ対応に加え、アプリ対応も順調に進んでいるといえます。スマホ対応に遅れ、苦戦が続くポータルサイトが多い中、ヤフーのメディア事業は健闘しており、ヤフーを利用するユーザーが増えているため、広告の売り上げも増加を続けているのです。
決算書を読めればキャリアにも変化
私はこのようにして、決算説明会資料を中心に、気になる企業の決算を1社15分ほどで読む習慣を続けています。もちろん会計初心者の方は、いきなり資料を眺めても数字の背景をイメージすることは難しいでしょう。どんな指標が重要なのか、ビジネスモデルは何か、競合他社と比較した場合の立ち位置はどうか――。これらは決算を読む習慣を続けるうち、徐々に視点が広がっていくものです。
大事なことは、決算を読む習慣を続けることです。企業の決算を読めれば、同業他社の分析を自社のサービス向上に生かしたり、自身の転職につなげたりすることができ、キャリアにも変化がもたらされるはずです。その入り口となるのが、決算説明会資料なのです。
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