新型iPhoneは「発表会場」も史上最強だった アップル好きが待ち望んだ「もう1つ」の事

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ガラスの筒状のエレベーターは、地上階から地下階に降りるまでの間に180度回転する仕組み(筆者撮影)

またビジターセンターの展示スペースにはApple Parkの模型が用意されており、専用アプリをインストールしたiPadをかざすと、拡張現実でランドスケープ(景観)やエネルギー、風の流れなどを見ることができる。

今回取材陣は、ビジターセンター近くのエントランスからApple Park内に入り、5分ほど緩やかな丘を登って、Steve Jobs Theaterを目指した。

丘の途中には、広葉樹、針葉樹、そして草花が植えられている。これらはカリフォルニアの原風景を再現するというコンセプトがあるそうだ(https://www.youtube.com/watch?v=-OXi8XNH4Ck)。

ロビーの中は何もなく、ただ円形の空間だ(筆者撮影)

Steve Jobs Theaterのうち、地上に見えている部分は、ガラスの壁で囲まれた円形の空間だけ。柱はなく、ガラスだけで屋根を支える構造となっている。床材は白く光をよく反射する石材が利用されており、これはApple Storeの旗艦店で近年採用されているものと同じだ。

ロビーの中は何もなく、ただ円形の空間。ガラスの壁沿いに2つの階段と1つのエレベーターが用意されており、ここから地下に広がるホールへとアクセスすることができる。

ちなみに、ガラスの筒状のエレベーターは、地上階から地下階に降りるまでの間に180度回転する仕組みとなっていた(https://www.youtube.com/watch?v=LVdk6mXfjno)。

1000人収容のホール

地下に広がるSteve Jobs Theaterは、間口が広い1000人収容のホールだ。あとから知ることになるが、この広い間口は開演時には仕切られ、差し込む外光がシャットアウトされていた(https://www.youtube.com/watch?v=h1p79DQK4P4)。

1000人も座れるホールながら、傾斜がつけられており、コンパクトな印象が強い。ステージから扇形に広がるシートは手作りのレザーシート。ちょうどiPhoneケースのレザーをシートにしたためたような、そんな印象すらある。

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