新型iPhoneに満載される革新は期待以上だ 最先端ではないがガッカリしてはいけない
アップルは例年、9月第2週から3週にスペシャルイベントを開催し、新型iPhoneを披露してきた。今年もその慣例を踏襲することになりそうであり、周辺は早くも熱気を帯び始めている。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は米国時間の8月28日、アップルが米国時間9月12日にスペシャルイベントを開催すると報じた。同記事によると、ここ2年間使われてきたサンフランシスコから、クパティーノに建設中の新社屋「Apple Park」内にある1000人収容の「Steve Jobs Theater」とのこと。もし実現すれば、アップル新本社施設の初お披露目であり、それだけでも話題を集めそうだ。
なぜ9月12日なのか
WSJが報じた9月12日という日取りは、筆者が東洋経済オンラインで配信しているメールマガジンで予測していたものと一致する。
アップルは例年、発売最初の週末を第4四半期決算に含まれるように発売日を設定している。今年も同じように考えれば、発売日は9月22日金曜日となる。そこから逆算し、1週間前の9月15日金曜日に予約開始となると、9月8日金曜日もしくは9月11日月曜日の週にイベントを開催しなければならない。
もうひとつ9月12日でなければならない事情がある。日本で現在展開中のケータイや他社製スマートフォンからの乗り換えキャンペーン「Switch to iPhone」の終了日は、日本時間9月12日。この期間中は新製品の発表がないと考えるべきであり、そうなると早くても日本時間9月13日(すなわち米国時間9月12日)が発表日なのである。
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