貧困や虐待に苦しむ子をどうしたら救えるか 理解してくれる大人と社会の受容が孤立防ぐ

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子供たちと日常的に関わり支援する
さまざまな社会問題と向き合うNPOやNGOなど、公益事業者の現場に焦点を当てた専門メディア「GARDEN」と「東洋経済オンライン」がコラボ。日々のニュースに埋もれてしまいがちな国内外の多様な問題を掘り起こし、草の根的に支援策を実行し続ける公益事業者たちの活動から、社会を前進させるアイデアを探っていく。
2017年7月で法人化して1周年を迎えたNPO法人PIECESの代表・小澤いぶきさんと副代表・荒井佑介さんに堀潤がインタビューをしました。子供の「日常を一緒に作る」という支援の形とは?

子供の「日常を一緒に作る」

本記事はGARDEN Journarism(運営会社:株式会社GARDEN)の提供記事です

:子供の問題って、子供の問題というよりは、実を言うと大人とか社会とか、そちら側の問題ってすごく深いんじゃないかなと。

僕はNHKに元々いたんですけど、なんでやめたかと言うと、報道側が「こうするべきだ」と言うだけではなくて、「当事者が何ができるのか」というアクションの話をもっと投げかけて、一緒になって当事者意識を持って「私たちが解決するんです」みたいな人が増える報道になれば良いなと思っていたんです。

だから、飛び出して自分でやるという思いに共有してくれるメディア人たちと一緒に仕事をしようと。「何やってくれるんですか?」「なんでしないんですか?」という社会よりも、「私がやってみます」みたいな。そういうふうに思ってたので、みなさんが自助とか公助とか、社会に当事者性のあるものを作っていきたいということを伺って共感しました。今日はいろいろ教えていただけたらと思います。活動を始めて一年?

小澤:NPO化してから一年ですね。

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