若者にとって「草食男子」はむしろ褒め言葉だ 恋愛への積極性は結婚にどう影響している?

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それでは、恋愛・男女交際へのスタンスの違いにより、好きな相手にアプローチする行動はどの程度異なるのでしょうか。

好きになった異性と交際できる可能性がどれくらいあれば自分から告白するか尋ねたところ、「9割以上」「7~8割程度」の合計割合は「恋愛・男女交際に積極・能動的」「恋愛・男女交際に消極・受動的」の男女とも約6割でした。

「可能性の程度にかかわらず好きな異性には告白する」と回答した割合は、「恋愛・男女交際に積極・能動的」な人(男性11.4%・女性11.6%)のほうが、「恋愛・男女交際に消極・受動的」な人(男性6.5%・女性3.6%)よりも割合は高くなっています。

また、「可能性の程度にかかわらず自分からは告白しない」と回答した割合は、男性よりも女性の割合のほうが高く、男女共に「恋愛・男女交際に積極・能動的」な人よりも「恋愛・男女交際に消極・受動的」な人のほうが高くなっています。

男性の「恋愛積極性」は年収に比例する

では、恋愛・男女交際へのスタンスにどのような要素が影響を与えているのでしょうか。本稿では、「収入金額」「ルックス・見た目への自信の有無」の2つの視点で見てみます。

まず、20~34歳の社会人に対して、恋愛・男女交際へのスタンスを尋ねたところ(既婚者は結婚前の意識について回答)、男性の場合、年収が高いほど「恋愛・男女交際に積極・能動的」の割合が高く、「恋愛・男女交際に消極・受動的」と「恋愛・男女交際に興味がない」が低い傾向にあることがわかりました。

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