ヨーカ堂、「ハトマーク」でも浮上しない業績

約12年ぶり復活、セブン&アイのロゴと同居

東京・上板橋店の大型看板。ハトのマークとセブン&アイのマークが同居する(記者撮影)

約12年ぶりにあのマークがひっそりと復活していた――。

セブン&アイ・ホールディングス傘下で総合スーパー(GMS)を運営するイトーヨーカ堂は今年度に入った2017年3月以降、かつて使用していたハトマークの大型看板を一部の店舗で復活させている。

7月20日時点でセブン&アイは記者の取材に対し、大森店(東京都)、武蔵小杉駅前店(神奈川県)、上板橋店(東京都)、草加店(埼玉県)、沼津店(静岡県)、知多店(愛知県)の合計6店で看板の変更に踏み切ったことを明らかにした。(※初出時「上板橋店(同)」を「上板橋店(東京都)」に訂正します。7月22日、10:20)

社長就任時に変更を示唆

実際に足を運んで上板橋店の看板を見てみると、これまで4面がセブン&アイのマークだったのに対し、「2面がハト、2面がセブン&アイ」となっていた。今回の看板変更について会社側は「あくまで老朽化した看板のメンテナンスに伴う変更で、すぐさま全店に波及するわけではない」と説明する。

そもそも今回の変更に至るまでにはいくつかの伏線があった。2017年の年明けには、看板デザインに先駆けて、折り込みチラシの右下にあるロゴデザインがセブン&アイのマークからハトマークに替わった。

そして、3月には中国事業を長年引っ張ってきた三枝富博氏が社長に就任。三枝氏は3月に東洋経済が行ったインタビューで、「老朽店舗を改装するときに、グループ共通の(セブン&アイの)マークからハトのマークに替えるのには賛成だ」と述べるなど、看板のマークが変更されることを示唆していた。

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