東海エリアでは2年ぶりに名城大学が1位となった。文系学部から、理工学部や農学部、薬学部といった理系学部も多いことで、幅広く支持を集めている。さらに2016年、ナゴヤドーム前に新キャンパスを完成させたことが追い風となっており、外国語学部の設置と併せて、志願度の上昇や順位のアップにつながっている。
2位は昨年1位の名古屋大学だ。志願度は昨年より0.7ポイントあげているが、名城大学の上昇率が高く、順位を下げる結果となった。東海エリアは国公立大学の志願度が高く、この名古屋大学を筆頭に、10位までに6校、20位までに9校がランクインしている。
3位は昨年5位の中京大学で、以下、4位南山大学、5位静岡大学と続く。
新キャンパス効果で名城大が2年ぶり首位
大きく順位を上げたのは、17位の常葉大学。静岡県にある大学で、昨年の26位からジャンプアップした。2013年、系列の3大学が統合して誕生した学校であり、10学部19学科を擁する。来年の4月には静岡県・草薙に新キャンパスを建設する予定で、こうした大学の攻めの姿勢が評価されているようだ。
東海エリア外では、17位に立命館大学、19位に早稲田大学が入っている。「立命館大学が京都にあり、東海エリアからは大阪や神戸より近い印象があることも、ランクインの要因になっている」(小林所長)という。
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