極めつきはこちらです。ソロ女は泣きません。いや、正確には「泣けない」のかもしれません。これは「感情で動かない」という部分と関連していると思いますが、自分自身を制御して、我慢して泣かないようにしているというより、そういう感情が湧き起こらない、という人もいます。ソロ女は、ネットで話題になっているような「泣ける動画」や感動必至の映画を観たとしても、理解はできても泣けないことが多いのではないでしょうか。
たとえば、女子会の席で友達から深刻な相談を持ちかけられたというシチュエーションを想定しましょう。相談者が話をするうちに悲しみの感情が吹き出して泣いてしまうことがあります。そうしたときに、一緒になって泣いてしまうという女性もいると思います。それは「感情で動き」「泣ける」共感性の高い、いってみれば「既婚女性タイプ」です。ソロ女は、一緒に泣くどころか、多分、悩みの解決策を提示してしまったりするのではないでしょうか。男がよくやって女性から怒られてしまう「あるある」のうちのひとつでもあります。
「男性的」な特徴を備えたソロ女
そのほかにも、ソロ女にはその行動・生活意識において、一般的に「男性的」だといわれる特徴が多く見られます。
「社会や周りの人との調和を大切にしたいかどうか」という社会的協調性に関する質問に対しても、既婚女性は73.4%がイエスと答えているのに対して、ソロ女は50.3%でした。既婚男性54.8%、ソロ男47.7%と男性に近い傾向があります。
「我慢せずに誰かに愚痴を言うことができる」という質問に対しても、既婚女性35.5%に対して、ソロ女は23.5%と10ポイント以上差があります。既婚男性21%、ソロ男20%ですから、こちらも傾向としては男性に近いことがわかります。「他人に愚痴を言うべきではない」という自制心が男並みに働いているのがソロ女の特徴でもあります。
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