「朝10分デイトレ」なら会社員でも稼げる? 年収1億円超の元ディーラーのマル秘テク

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「板読み」投資術は、忙しいビジネスパーソンに最適?(画像:マネックス証券「トレードステーション」のフル板画面、マネックス証券提供)
Bコミのハンドルネームで個人投資家に大人気の坂本慎太郎氏。元は年収1億円を超える証券会社のすご腕ディーラーだった。また、大手生命保険会社で、株式、債券のファンドマネジャー、株式のストラテジストも経験している。
その坂本氏が、『朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術』を出版し、サラリーマンでもできるデイトレ術を初めて明かした。本当に出勤前のデイトレで稼ぐことができるのか? 板読みとは何か? 株式投資を知らない人でもわかるように、坂本氏の投資テクニックを解説してもらった。

 

『朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

デイトレーダーというと、億単位の資産を持ち、それを大きく動かしている「億トレーダー」のイメージが先に立つと思いますが、そこまでの資金がなかったとしても、ある程度の儲けを生み出すことは可能です。

たとえば、1日1万円を儲けたいとしましょう。トータルで月20万円。月20万円の利益があれば、自分のお給料と合わせて、かなり生活レベルが上がるはずです。

月20万円も株式投資で稼ぐなんて無理と思っている方は、ちょっと考えてみてください。たとえば、1回のトレードで10円の値上がり益が取れれば、300株の取引で3000円の利益が得られるわけですから、3回繰り返せば、1万円程度になります。

午前9時から10分間だけ勝負

デイトレに興味があっても、こんなふうに思っている人が多いかもしれません。

「デイトレードは、日中仕事をしている自分には関係ない」

確かにデイトレードというと、午前9時から午後3時まで、株式市場が開いている間はずっとパソコンの画面を見て、売買を繰り返しているというイメージが先に立ちます。

でも、実は会社勤めをしているサラリーマンでもできるデイトレード術があるのです。勝負は、わずか10分程度で決まります。前場の取引がスタートする午前9時から9時10分の間に利益確定、もしくは買った値段で撤退するという方法です。

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