若手FXトレーダーが一気に3億円稼いだ手法 投資資金20万円から大成功する方法とは?
資金をすべて失い、2年間まったく利益をあげられず
FX取引を始めたのは2006年、彼が大学生の頃だ。事業家だった父親の影響もあり、将来は「サラリーマンではなく、起業したい」と考えていたという。その資金を作るためにと選んだ手段がFX取引だった。
2006年といえば、日銀が金融緩和策を解除したものの、世界の中で日本は圧倒的に金利が低く、低金利通貨である円を借り入れ、高金利国の金融資産で運用する「円キャリー取引」が活発化していたことを覚えている投資家も多いだろう。
結果、円相場は2007年後半にドルが高値をつけるまで、緩やかな円の下落トレンドが続いたため、わかりやすさからFXを始める投資家が増加していた。日本の個人トレーダーが世界から「ミセスワタナベ」と呼ばれたのもこの頃だ。
イケポンさんも、レバレッジをかけ、少額で始められるFXで資金を稼ごうと、20万円を元手に取引スタートしたのだが、最初から利益を上げることができたのだろうか? 答えはもちろん「No」だ。
「資金すべてを失って、バイト代もつぎ込んだが、2年間はまったく利益をあげられなかった。まれに勝てる時もあったが、トータルではだめ。勝てそうで勝てないところが悔しくて、FX取引を続けていた」という。
彼は自他ともに認める負けず嫌いだ。「どうしても勝ちたい」と気持ちが原動力となり、FXにこだわり続けた。
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