8月26日以降、日本株は波乱の可能性がある

「マーケットの夏休み」は、そろそろ終わりだ

日米の市場は「夏休み」状態。だがそろそろ終了のようだ。では、何かをきっかけに市場は荒れるのだろうか(写真:まちゃー/PIXTA)

市場の「ボラティリティ低下」は最終局面に

日本企業の決算発表(3月期本決算の企業中心)が、ほぼ終わった。このあとは9月までは日米ともに金融政策の変更がない「空白期間」に入って来たこともあり、金融市場は膠着相場になってきた。

膠着相場に入ったことによって、金融市場のボラティリティ(価格変動の度合い)リスクは世界的に低下してきている。

ボラティリティの低下が最も顕著なのはNY株式市場だ。NYダウのボラティリティは1週間以上5%台と、時系列でみても最低水準まで低下してきている(過去5年平均は13.3%、最低は3.3%)。

こうした動きを反映して世界先進国株価指数(MSCI WORLD)のボラティリティも5%台へ、新興国株価指数(MSCI Emerging Markets)のそれも9%前後まで低下してきている。

だが、どんなに市場が落ち着いたとしても、リスク資産である株式市場の価格変動リスクが「ゼロパーセント」になることはない。従って、常識的にはこの先金融市場のボラティリティは上昇に転じる確率の方が高いといえる。

次ページでは何をきっかけに市場に変動が起きるのか?
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