女子アナ→芸者→市議、42歳妻の曲折人生 自由すぎる夫に付いていったらこうなった
夫からの申し出に、一念発起したひろ子さんは、2015年、生まれ故郷の千葉県船橋市で市議会議員に立候補。夫と二人三脚で懸命に選挙運動を行った。このとき役に立ったのが、あのアメリカでの経験だった。
「ゲイシャガールという、人が見たら笑っちゃうような、笑われるようなキャラクターで、10万人の前で毎日リングに上がったことで、いろんな意味で多少のことでは驚かないしガッツがついた。あの経験のおかげで手に入れたんだと思います」(ひろ子さん)
結果は、見事当選! 現在も市議会議員として、超多忙な日々を送っている。
自由すぎる夫はイクメンに
一方、自由すぎる夫、健三さんに変化が。1人息子、方祥くんの面倒のほか、洗濯や掃除など、家事のほとんどを担うイクメンパパに。
「僕はさんざん迷惑かけてきたので、今は彼女がイキイキやっていけるように、罪滅ぼしじゃないですけど、彼女のためにやってあげたい」(健三さん)
普段は、なかなか子どもの面倒を見られないという、超多忙妻のひろ子さんだが、1つだけ、自らに課したルールがある。それは、どんなに忙しくても、朝と晩は、家族の食事を作ること。この日も、調理時間わずか30分で、栄養バランスを考えた晩ごはんが完成。束の間の家族だんらんを終えると「パパ、あとはお願いします」と、市議の仕事に戻っていった。
夫に翻弄されてきた波乱万丈なジェットコースター人生。最後に妻に聞いてみた。自由すぎる夫との結婚は『正解?』『後悔?』
「普通に後悔だと思うんですよね。でも、これだけ色んなものを見させられて最終的に自分の夢が叶った時に、大成功だったのかなと思います。」(ひろ子さん)
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