マックやガスト、JALまで「ハワイ頼み」のワケ 外食、コンビニ、航空各社もハワイ消費に殺到
ハワイアン航空は昨年以降、羽田・成田で路線を増便。全日本空輸(ANA)も2019年、ホノルル線に座席数が500を超える超大型機「A380」3機の導入を計画しているほか、LCCのエアアジアXは今年6月末、関空―ホノルル線を就航した。
今年に入って好調が続く
ハワイを訪れる日本人の観光客数は1997年の221万人をピークに、2008年には117万人まで減少したが、ここ数年は約150万人程度に回復。2017年に入ってからは毎月5%超増と好調に推移している。
旅行最大手のJTBが7月4日に発表した「2017年 夏休みの旅行動向」によれば、夏休みにハワイを旅行する日本人数は推計で26万人(前年同期比5.2%増)、同社によれば「ここ数年の夏休みはずっと増加基調が続いている」という。
JTBは就航している航空会社から過去最大規模の座席数を仕入れ、ハワイ方面の商品販売を強化中している。
7月4日の会見で日本マクドナルドのカサノバ社長は「ハワイは旅行先を超えて、日本での生活の一部に浸透してきている」と話した。
パンケーキをきっかけに、一部の顧客層から、大手外食チェーンやコンビニに広まるハワイ関連消費。はたして、どこまで広がるのか。
日本マクドナルドホールディングスの株価・業績、すかいらーくホールディングスの株価・業績、日本航空の株価・業績 は「四季報オンライン」で
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