夜はやっぱり、ランカイフォン
なお九龍駅から少し足を伸ばせばテンプルストリートがあり、そこも地元の海産物レストランがひしめき合っていて楽しい。放浪していると魚の頭をベースにしたおかゆ屋さんがあるが、見かけによらずたいへん美味で健康な味がするのでぜひともトライしていただきたい。
海鮮物好きのあなたは西貢やユーレイムンで、ロックロブスターを調理してもらうわけだが、ちなみにここの海鮮物は実は香港の近海でとれたものではなく、マレーシアやオーストラリアから輸入されたものなので、決して安くないことをお伝えしておく。
食べ物の話ばっかりするな、とお叱りの声が聞こえてきそうだが、セントラルのIFCなど金融街を散策して発展する香港の今を実感されてもいいし、大学好きのあなたはタクシーに10分くらいのって香港大学を見学されてもよいだろう。夜はとりあえずはプリンスビルディングの屋上のSavvaで飲み、ランカイフォンでクラブに行って、ワンチャイで飲み直すのが基本だが、私はTim Sha Tsuiのほうが好きだ。
ちなみにランカイフォンのクラブでは背の高いロシア系のモデルがフラフラ踊っているが、これは麻薬の売人が女の子に無料で配り、ヤク漬けにして後で売りつける、という恐ろしい商売が問題になっているので、見知らぬ人から変な薬を受け取らないよう気を付けよう。
香港人はバーベキューが大好き
香港に綺麗なビーチがあるなんてもちろん「東洋経済オンライン」の読者の皆様以外誰も知らないわけだが、ご覧の写真の通り、香港には結構きれいなビーチがたくさんあり、地元の人は年がら年中ビーチでバーベキューを楽しんでいる。
インフレの激しい香港だが海産物はそれでもまだ安く、新鮮なアワビやホタテ、大きなエビのバーベキューを浜辺で安価に楽しむことができる。なおビーチにはチャコールやバーベキュー施設を貸し出してくれるお店があるので、材料とドリンクだけ買ってお友達と海辺のBBQを楽しもう。
香港では、レストランで料理がすぐ下げられる
ちなみに道端の小さな店で売っているワンタンメンとか、20香港ドル(240円)くらいで本当においしく食べられるし、やたらと売っている牛乳プリンも場所によっては非常に美味だ。
そうそう、香港の人はテキパキよく働くのだが、店員さんはすさまじいスピードであなたのテーブルを片付けようとする。まだ食べているのにいきなり持っていかれることも多く、レストランでは店員さんに持っていかれる前に、全速力で食べてしまおう。
さて、まだ続くのか、という気もするが、次回コラムでは香港と対峙するアジア金融の星、シンガポールを拠点とした東南アジアへの旅に、皆様と一緒に出掛けたい。
※ 次回・グローバル旅行記 東南アジア編に続く
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