海雲台ビーチのアワビ粥と、済州島の黒豚カルビが最高
さて、あなたが私のように海が好きなら、プサンの海雲台でチョンボッチュ(アワビ粥)の濃厚な肝をすりつぶした新鮮なものを食べるのが最高においしいし、おいしすぎて食べ終えることができない豚カルビを食べるためには済州島に足を伸ばされるのもよいだろう。私の好きな冷麺とアワビ粥を忘れるのはもってのほかだが、ソウル中心部からタクシー20分程度で行けるノリャンジン市場でおいしい海鮮物を食べるのもお忘れなく。
ご宿泊は全然ネットでも予約のとれない、知る人ぞ知る伝統家屋“楽古斉(ナッコジェ)”で泊まれれば最高の韓国体験ができるが、それが駄目なら、まぁ、ロッテホテルやウェスティン、新装開店する新羅ホテル(ライブラリーというラウンジの店員さんのきれいさは国宝モノ)もいいが、仁寺洞のサービスアパート、フレイザーが120平方メートルなのに2万円で泊まれるのでお勧めだ。あとagodaなどの格安ホテルサイトを使えば、便利な場所にあるスペースも広いラマダホテルに、実は8000円とかで泊まれたりする。
女性ならカンナムの新沙洞にあるカロスキル(街路樹通り)のほうが遊ぶにしてもショッピングにしても絶対楽しいだろうし、若い世代の方にはぜひ、弘大近くのクラブシーンを早朝まで楽しんでいただきたい。なおグランドハイアット地下のJJマホーニーズも基本であるが、弘大近くのクラブは若者向けで、30半ばに見えると、せっかくドレスアップして向かったのに、ゲートで「入れません」という、最近私が味わったような屈辱を食らうのでご注意いただきたい。
海印寺で宿泊して仏教修行
さて、韓国旅行文化編なら景福宮のみならず宗廟を散歩して文化体験されていただきたいし、たまには独立記念館や戦争記念館でも行かれて、歴史の勉強をなさるのも有意義であろう。また伝統文化体験と言えば韓国伝統舞踊つきのディナーショー、コリアハウスがお勧めだし、伝統舞踊ファンのあなたにはチョンドックシアターがお勧めだ。
江南の芸術殿堂(イェスルチョンダン)でミュージカルを観劇なさるのもよいが、ちょっと郊外に足を伸ばして海印寺(ヘインサ)に修行宿泊して精進料理(ただし精進のわりに結構豪華)を食べつつ、ユネスコ遺産に指定されている高麗八万経をご覧になるのも思い出に残るだろう。
なお豪華な精進料理と言えば、密陽(ミリャン)とかに足を伸ばせば1000円くらいで奇跡的なボリュームの韓国フルコースが味わえる。これらは“どこが精進なんだ!!”と思うくらい、ぜいたくな内容であった。
最後に、実は南大門市場の入り組んだところにちょっと入って右に曲がればめちゃくちゃおいしいテールスープ屋さん(1杯7万ウォンするのだが、それでも奇跡的な美味しさ!)があるのだが、店の名前忘れてしまったのが、痛恨の極みである。思い出したらまた書きます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら