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バスケBリーグ、「非常識人事」は成功するか 緊急事態!前代未聞の人選で現状打破を狙う

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島田氏は1970年11月生まれの46歳。日本大学法学部卒業後に旅行会社マップインターナショナルに就職したが、同社を競合のエイチ・アイ・エスが買収。その後はマップ社の役員とともに旅行会社を設立し独立。2001年には海外出張専門の旅行会社を立ち上げて再び独立した。2010年にはコンサルティング会社も設立している。こうした経営手腕を請われて、2012年に千葉ジェッツの代表に就任した(撮影:尾形文繁)

島田氏は一時存亡の危機にあった千葉ジェッツを立て直したことで知られる。観客動員のために地元を走り回った結果、リーグ戦決勝などの特別な試合でもないのに1試合で7327人という動員記録を作ったり、1チームで通算入場者数が10万人を突破したりするなど、Bリーグの中でも目立った存在となった。

「島田さんにJPBLのチェアマンになってもらいたいと思っていると千葉ジェッツのファンに言ったら『それはやめたほうがいい!千葉ジェッツが危なくなる!』とファンに言われた(笑)。そのくらい島田氏の手腕はファンの間でも知られている」(川淵氏)。

ビジネスとして、おカネを稼ぐ仕組みを作れ

会見で、島田氏が最も強調したのはビジネスとして強化すべき、ということだった。「千葉ジェッツは薄給で休みがなく、残業も多いが、『好きなバスケのためだから』といって働いている職員ばかりだった。それではダメだと意識改革を促してきた。われわれがやっていることはスポーツビジネスではなく、普通のビジネス。一丁目一番地はビジネスとして強くすることだ。おカネを稼げる仕組みを作らないといけない。価値のないものを売っても顧客に見切られるだけだ」。

島田氏はこうも語る。「今のBリーグには顧客視点が足りない。それではビジネスとして成功するわけがない。夢のアリーナ(競技会場)の新設、日本代表選手の強化、どれを取ってもおカネがかかる。各チームがしっかり稼げるようになる体制を作ることで、おカネの循環を作りたい」。

スポーツ記者からは「千葉ジェッツの代表として休む暇もなく働いているのに、副理事長兼務で大丈夫なのか」と同情する声も聞かれた。川淵氏による非常識人事はBリーグの各チームに意識改革を促せるか。今秋、2年目に突入するBリーグだが、今後はさらにシビアに、ビジネスとしての結果が求められることになる。

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