2つあったプロリーグを川淵氏が統合し、2016年9月22日に開幕したBリーグは1年目、1部リーグであるB1、2部リーグのB2の合計で1107試合を行い226万2409人の観客を動員した。観客数は2015年比で43%増え、満員御礼試合は244試合、シーズン優勝を決める試合は1万0144人の超満員となるなど、Bリーグは一見、順風満帆、前途洋々に見える。
だが内実を知る者には不安だらけだという。「B1で1試合4000人くらいは動員してほしかったが、平均で3000人を超えていない。よかったとは思っていない。そこそこやったなという程度。目標とするハードルが低すぎる。ハードルを高くしてガンガン行けよと言いたい。まだまだ足りない」。川淵氏が目指す目標はさらに高いものだったのだ。
実際、Bリーグ発展の土台となるクラブ運営はまだまだ脆弱だ。「1チーム平均の事業規模(=年間予算)は大体7億円。『Jリーグに追いつこう』というのが当面の目標だが、Jリーグは1チームで30人のプロ選手を抱えている。1チームでプロ選手12人を抱えるBリーグでは10億円強を考えていかないといけない」(大河理事長)。
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