孫社長がバスケに120億円もつぎ込む理由 野球のホ-クスに次ぐ新たな「顔」になるか
サッカー界の重鎮・川淵三郎Jリーグ初代チェアマンと携帯会社大手ソフトバンクを擁するソフトバンクグループの孫正義社長が、バスケットボールで手を組む。
今年秋に開幕するプロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」(以下Bリーグ)。ソフトバンクはトップパートナーとして同リーグを資金面でサポートし、スマホ向けに全試合をライブ中継する。トップパートナーは現在ソフトバンクだけで、今後もソフトバンクのみがトップパートナーであり続ける見込みだ。
スポーツ生中継サービスが始動
ソフトバンクは子会社のヤフーと共同で、スマートフォンやタブレットでスポーツの生中継が見放題の「スポナビライブ」を3月17日から始める。ユーザーはアプリをダウンロードして利用する仕組みだ。
コンテンツは多岐に渡る。巨人と広島を除くプロ野球10球団が主催するオープン戦・公式戦に加えて、大相撲の全6場所の全取組。さらに、なでしこリーグ、MLB(メジャーリーグベースボール。1日4試合程度)、男子テニス、海外サッカー(プレミアリーグ全試合、リーガ・エスパニョーラ全試合、UEFA EUROの51試合中12試合)を中継する。
今回のBリーグの発表はスポナビライブの一環で、プロリーグのB1(1部)とB2(2部)の全試合を中継する。ソフトバンクユーザーは月額500円で3月17日から。ソフトバンク以外の携帯では月額3000円で6月以降に提供を開始する。
明らかにソフトバンクユーザーに有利な価格設定である。スポナビライブの開始は、スポーツ観戦が趣味の他社ユーザーを獲得する上で、有利に働くかもしれない。
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