マクドナルド原田社長、初の連続減益

「100円マック消えた」報道も一因?

巨大な氷を前に、「マックフロート」など夏のアイスデザートの発表会見に臨んだ、日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸会長兼社長(7月23日撮影)

「バリューピックス(低価格メニューの拡充策)を開始したにもかかわらず、お得感が下がることはありえない。申し上げにくいことだが、メディアが“100円マックは消えた”と報道したせいではないか」――。

8月9日に開いた決算会見の場で、日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸会長兼社長はそう漏らした。

原田社長就任後、2年連続営業減益は初

原田社長が嘆くのもムリはない。同日発表されたマクドナルドの2013年1~6月期決算は、売上高が前年同期比11%減の1297億円、営業利益が同41%減の70億円と、大幅な減収減益に沈んだ。

今期の通期(13年1~12月)についても、期初計画(2月発表)に対し、売上高は45億円減額の2650億円、営業利益は52億円減額の200億円へと引き下げた。前期比では売上高が10%減、営業利益が19%減となる。

マクドナルドは前期(12年1~12月)も減収減益に終わっていた。2年連続での営業減益は、原田社長が2004年にマクドナルドのトップに就任して以来、初めてとなる。

大幅減益の理由は、既存店の不振に尽きる。2013年1~6月期の既存店売上高は前年同期比で6.3%も落ち込んだ。

次ページ大型キャンペーンの効果は?
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 御社のオタクを紹介してください
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スクープ! 積水ハウス地面師事件<br>「封印された報告書」の全貌

「なぜ積水はだまされたのか」。2年前の地面師グループによる大型詐欺事件。謎を解く同社の内部資料を本誌が独自に入手した。だまされた積水が調査報告書の公開を拒む理由は。取引を承認した役員が現在も要職にある“闇”をいま明かす。