日経平均は当面2万円前後で高止まりする

ムーンウォークではなく、バンドウォーク?

M・ジャクソンの得意技は「ムーンウォーク」。 日経平均は「バンドウォーク」で上昇し続ける?(撮影:尾形文繁)

日経平均株価は2015年12月以来の2万円突破へ

日本株は、5月8日、代表的指標である日経平均株価がようやく年初来高値を更新、10日も2015年12月以来の「2万円の大台」まであとわずかの1万9900円で取引を終えた。

投資家心理を察すれば、2万円前後で「やれやれ」と、いったん利益確定売りをしておきたいところだろう。だが、結論から言うと、テクニカル指標の1つである「ボリンジャーバンド」で見ると、日経平均はこれから「さらなる上振れ」を示唆しているようにもみえる。このバンドの見方と使い方を解説しつつ、今後の相場の見通しを探ってみよう。

さて、上の図をご覧いただきたい。ボリンジャーバンドを使った日経平均株価の値動きを見たものだ。〔図は「会社四季報オンライン」の有料会員向けサービスからとったもの。ボリンジャーバンドは「株探」のチャートなどでも見ることができる〕。

ボリンジャーバンドとは、1980年代にジョン・ボリンジャー氏によって、米国で発案されたテクニカル指標である。見た目のシンプルさと使い勝手の良さには定評がある。日本では、このバンドを「逆張り指標(バンドの上限で売り、バンドの下限で買い)」として頻繁に使っている投資家も少なくない。

次ページボリンジャーバンドは「順張り」が正攻法?
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 実践!伝わる英語トレーニング
  • 最新の週刊東洋経済
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT