政治アカウントのフォローは就活に不利?! 都議選候補予定者「そりゃ政治離れするよ」
――ネット選挙についてのお考えも表明されています。ネット選挙の行方について、お考えをお聞かせください。
リツイートが賛同なの?
— みぞぐち晃一(前 都議補選候補 大田区) (@mzgc_yp_otaku) 2017年4月19日
知らなかった…。
それじゃ、ネタ以外、政策方向だのは、リツイートしにくいよねぇ。
ネットを使う選挙っていうのも、旬ではなくなってきたのかな。
組織を持たない完全無所属や第三極にとっては、とても良いツールだったのにな。
広がり伝わらなければ意味が薄れます。
実名を求めるツールは使用ハードルが上がっている
これは、難しいですね。
ネットツールでも、匿名のものと実名のものとでは、反応がかなり違うことが実感されます。
相手にも実名を求めるFacebookのようなモノは、若者にとっては使用ハードルが上がってきてしまったツールになったのではないでしょうか。
企業の就活もFacebookを使うとなると、当然、採用担当者とも繋がりますから、過去の発言やリンクしているTwitterなどから「調べようとすれば」手繰れてしまいます。
今は、そういったことも理解して学生は「就活用アカウント」を作るそうですが、複数アカウントを持っていてもバレる時はバレますから、政治に関わることが企業から見て「負」であるなら、この状態は続くでしょう。
Twitterも同様で、繫がりが見える以上、同様です。
ただし、フォロワーも友達がいないような匿名性の高いアカウント(裏垢と言うらしいです)であれば、政治的アカウントに繫がり、日頃の政治的不満を発するでしょうし、繋がって下さるでしょう(それらが、ネトウヨなどになっている気もします)。
そこから、(特別に調べない限りわからない)立候補者のホームページなどの閲覧に持ってくる状態になれば、ネットは選挙で有効なツールと思えます。
本来なら、第三極勢力や無所属系の方々は、こういった流れでネット選挙が出来るのではないか、と期待されていました。