2)ゆい(由比)【東海道本線】
最近の女の子の名前で人気がある「ゆい」。様々な漢字が当てられるけれど、由比もある。そして由比駅は、静岡県内の東海道本線の駅として大正時代から存在する。由比という地名は、東海道五十三次の宿場町として名を馳せた由緒あるもの。ただし、この駅は普通電車しか停まらない地味な駅である。
3)さわ(佐和)【常磐線】
都内から出るJR常磐線の電車は、水戸の次の勝田行きが多い。その先は、列車本数が半減してしまうが、その最初の駅が佐和。これも女の子の名前としてはよくあるものだ。佐和駅周辺には繁華街と呼べるものはなく、住宅地の駅である。佐和さんが訪ねてみるにはよい雰囲気かもしれない。
こんな名前の姉妹がいるかも?
4)やよい(弥生)・さかえ(栄)【水島臨海鉄道】
女の子の名前が2つ連続するという珍しい路線が岡山県倉敷市内を走る水島臨海鉄道である。倉敷市駅を出て5つ目が弥生、その次が栄とは出来すぎかもしれない。どちらも高架駅で、臨海鉄道というだけあって貨物列車が走る。女性的な名前の駅としては、ややムードに欠けるかもしれない。なお、栄という名前は男性にもよくあるので、それについては後で述べる。
5)はるえ(春江)【北陸本線】、ともえ(友江)【養老鉄道】、みずえ(瑞江)【都営新宿線】
「え」で終わる女の子の名前は、いくつもある。そんな名前の駅名を探してみると、数多く見つかった。まず、春江は、JR北陸本線の駅で福井駅から金沢方面に向かって2つ目の小さな駅。駅からクルマで5分程の所には、ハートピア春江というホールなどの複合施設がある。
友江は、桑名駅(三重県)と大垣駅(岐阜県)を結ぶ養老鉄道の駅で、養老駅と大垣駅の中間くらいのところにある大垣市内の駅である。
瑞江は、都営地下鉄の新宿線の駅で、江戸川区内にある地下駅。島式ホームの両側を走る上下線のさらに外側にそれぞれ通過線があり、昼間は急行電車の通過待ち合わせのため追い抜かれる普通電車はしばし停車する。また本八幡行きの終電の次に瑞江行きという電車が設定されているので、夜遅く都営新宿線を利用する人にはなじみの駅名であろう。
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