急な運転見合わせが発生し、見ず知らずの駅で立ち往生。困った!どうにかして目的地に辿りつく方法はないか・・・・・・と、抜け道探しに苦労した経験はないだろうか。
ある路線が不通または減便となった際、代わりに他の路線を利用して移動を続けることができる「振替輸送」の制度があるのはご存じのとおり。それにしても、列車が突然運転見合わせになるのはどんな理由であれ実に困る。
そんなときのためか、鶴見駅の改札口付近の壁面に「接続駅早見表」の案内が出されているのを見つけた。並行しているJR東日本の京浜東北線と私鉄の京浜急行は、トラブル発生の際には互いに振替輸送が設定されて助けあうことが多い。そんなもしもの際に役立つのがこのショートカット図だ。
非常時に使える「徒歩でつなげる駅」
駅ではお知らせがある際、改札前にホワイトボードで告知が出されることがあるが、それと違ってこの「接続駅早見表」というショートカット図はパネルに常設されている。日ごろ困って尋ねてくるお客さんが多いんだろうな、と駅員さん達の苦労がしのばれる。
そこで、今回はいざというときに実用性の高い、都市部で徒歩連絡できるショートカット・ルートを実際に歩いてみることにした。
都市部では駅と駅との距離が短いところが多く、歩いて辿りつけそうなルートを意外と簡単に見つけることができる。鶴見~京急鶴見や川崎~京急川崎など共通の地名が入っているものは面白みがないので、歩けるほど近いのになぜか名前が違う「近接異名駅」に絞った。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら