帰りは別路線を使う「電車で初詣」の楽しみ方 新年はふだん使わない駅で新たな発見を

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初詣で賑わう明治神宮。行きと帰りを違うルートにしてみるのも面白い(写真:クロ / PIXTA)

年の始めの例(ためし)とて  終わりなき世のめでたさを
松竹(まつたけ)たてて門(かど)ごとに 祝う今日こそ楽しけれ

歌詞を見ただけでメロディが浮かんでくる、このお正月の代表曲。実は初詣で賑わう、ある神社と深い関わりがあることをご存知だろうか。

「一月一日」=いちげついちじつ、と読むこの曲は、1893(明治26)年文部省発表の小学唱歌。作詞者は東京府知事や司法大臣を務めた千家尊福(せんげたかとみ)。東京都電のルーツである東京鉄道の社長も歴任した人物だ。出雲国造家の生まれであったため、出雲大社の神楽殿東側にこの曲の歌碑が建っている。初詣の際はぜひ訪れてみたい。

来た道を戻らず歩けば新たな発見が

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そういえば小学3年の頃、出雲大社へ初詣も兼ねて正月旅行に連れて行ってもらったことがあったが、当時はこの歌碑の存在に気づかずスルーしてしまった。

生まれて初めてのブルートレイン、寝台特急「出雲」で松江へ。そこから一畑電車に乗り換えて出雲大社前駅へと向かった。

出雲大社の参拝に便利な一畑電車。この3000系はまもなく引退する(筆者撮影)

初詣を済ませた後は来た道を戻らずに、廃止前の国鉄大社線・大社駅から出雲市駅へ抜け、山陰の旅を続けた記憶がある。外から見ると一層趣ある駅舎の風情。歩きながらその街の日常を感じ取る。この時の楽しかった思い出が、今のショートカット旅にはまるきっかけとなっている。

今日はそんな、初詣の行きと帰りで別の路線を利用できるルートをいくつかご紹介したい。まずは有名な明治神宮からだ。

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