アーセナルのベンゲル流、勝つチーム作り

若手にも出場機会与えモチベーション高める

「将来のスター」を獲得する

トークセッションに臨んだベンゲル監督(右)とガジディスCEO(左)

私のメインの仕事は選手を成長させることではなく、土曜日の午後の試合に勝つこと。それでも人材を育成するということは、大事なキーになる。

われわれのクラブはスターを獲得するのではなく、将来のスターを獲得するというポリシーで、人材の発掘・開拓、成長を図っている。重視するのは、選手がちゃんとこちらの話を聞くことができるかどうか。もちろん選手も自分のことを信じてくれるか、信じられる人かということを見ている。

当然、彼らのことをだますことはできないので、私は真摯に彼らに向き合うようにしている。もちろん、いいことだけを言えるわけではない。時には厳しいことも言わなければいけないが、つねに選手たちに真摯に向き合い、彼らが少しでも成長できるように、少しでも発展できるように助ける。そんなことを考えてやっている。

何人かの選手は、われわれの今のクラブの経済状況から、多くのスター選手を獲得できないことに満足していないかもしれない。しかし、彼らを満足させるためにも、私は日々真摯に向き合っている。

次ページコンセプト、哲学を伝える
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」
  • 最新の週刊東洋経済
  • ドラマな日常、日常にドラマ
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナでもブームは過熱中<br>不動産投資 天国と地獄

家計のカネ余りを背景に、マンションやアパートなどへの投資熱は冷める気配がありません。しかし、不動産投資にリスクはつきもの。先行きが見通せない状況で、何が優勝劣敗を分けるのでしょうか。現場の最前線を追いました。

東洋経済education×ICT