アーセナルのベンゲル流、勝つチーム作り

若手にも出場機会与えモチベーション高める

ピッチ上の美しさへのこだわり

代表選手が揃うアーセナルだが、若手で起用され育った選手も多い

ピッチ上で美しいサッカーを生み出すために、選手たちにはわれわれが目指すことを明確に伝えるようにしている。われわれのもつコンセプト、哲学、それを彼らにわかりやすく伝える。ときに、それは選手たちにとって難しいことでもあるが、選手たちは非常によくやってくれている。

若い選手とスター選手とでは、マネージする点でそんなに違いはない。選手たちはつねにプレッシャーにさらされながら戦っている。毎週6万人の観衆の前でプレーすることは非常に大きなプレッシャーだ。それには若い選手もスター選手も関係ない。

いい選手と悪い選手の違いというのは、ポテンシャルの差が大きい。うまくなるかどうか、身体的により優れたものになるかどうか。そのポテンシャルを引き出すためには、日々のプレッシャーを克服していかなければいけない。それを克服できるかどうかによって、いい選手になるか、そうでないかが、大きな違いとなって表れる。

いい選手でも、たった1日のことで、それが悪い方向に進んでしまうことがある。だから、つねに最善の準備をしておく必要がある。

次ページ多国籍チームの束ね方
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」
  • 最新の週刊東洋経済
  • ドラマな日常、日常にドラマ
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナでもブームは過熱中<br>不動産投資 天国と地獄

家計のカネ余りを背景に、マンションやアパートなどへの投資熱は冷める気配がありません。しかし、不動産投資にリスクはつきもの。先行きが見通せない状況で、何が優勝劣敗を分けるのでしょうか。現場の最前線を追いました。

東洋経済education×ICT