意外と簡単!プログラミングはこうして学ぶ 現役エンジニアの面倒を一気に解決する技術
SQLを使ってデータベースに問い合わせをすることで、さまざまな集計ができるようになります。たとえば、全売り上げのうち新潟県のものをすべて取得する、という集計をしてみましょう。考え方を分解すると、
・15 は新潟の都道府県コード
・つまり、 customer_prefecture に 15 が入っている行をすべて取得すればいい
この集計を行うSQLは以下のようになります。
問い合わせが成功すると、このような結果が得られます(見やすいように整形しています)。
自然言語で手順化した集計の条件をSQLという言語で記述することでデータが集計できる、というSQLのいちばん簡単なサンプルです。
男女別の売り上げを出すには
もうちょっと実用的な集計に近い例として、 商品 Eclair の男女別の売り上げを出してみましょう。同様に考え方を記述してみると……
・customer_gender という列には購買者の性別が格納されている
・つまり product_name に Eclair が格納されている行を customer_gender 別に集計すればよい
この集計を行うSQLは以下のようになります。
from sales
where
product_name = 'Eclair'
group by customer_gender;
すると、以下のような結果が得られます。
サンプルになった表は10行なので手で数えることも可能ですが、これが100行、1000行、10000行……と増えていっても、SQLを使った集計ではほとんど何も変わりません。こういった作業をエンジニアの手を借りずにできると、お互いの仕事がスムーズに進むのは間違いありません。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら