意外と簡単!プログラミングはこうして学ぶ 現役エンジニアの面倒を一気に解決する技術

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実際にWebサービスを提供する企業では、ディレクターやマーケティング担当者などエンジニア以外の職種の人が、SQLなどを使って自由にデータ分析を行える環境を用意するところが増えています。データを必要とする人が自分で集計するのは、だんだんと常識になり始めているようです。

この売り上げデータも、実際に使われるものよりだいぶ簡略化されていますが、条件を考えてそれをSQLで表現するという考え方は本質的に同じです。

もし、ご興味がある方は、SQLite(https://sqlite.org/)というデータベースソフトをインストールすると、このSQLを実際に動かせるようになりますので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

●Windowsの方は以下のサイトが参考になります。
・sqlite3をWindows7にインストールする手順 – Qiita
・バージョンは最新のものに読み替えてください
●Macの方は、さきほどご紹介したHomebrew — macOS 用パッケージマネージャーでインストールできます
・ターミナルから brew install sqlite3 と打ち込んでください

「コンピュテーショナルシンキング」が求められる時代

『プログラミングは最強のビジネススキルである』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

ここであげたようなプログラムを1人で迷わず書けるようになるには、それなりに訓練が必要です。

しかし、コンピュータはどんな仕事が得意で、そのためにはどんな命令をすればいいのかを知っていると、今まで根性や頑張りで片付けていた作業や業務をどんどん効率化することができます。また、プログラミングが専門であるエンジニアと会話したり、一緒に仕事をしたりするのもずっとスムーズになります。

コンピュータに仕事をさせるやり方や、コンピュータが得意なやり方に問題を分解する考え方を「コンピュテーショナルシンキング」と言います。ビジネスパーソンにとって、コンピュータの専門知識を持つことは必須ではありませんが、コンピュテーショナルシンキングを身に付けることが必須である社会はもうすぐそこまで来ています。

塩谷 啓 ドワンゴ技術コミュニケーション室

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しおや ひろむ

「エンジニアの生産性をあげる」というミッションを持つドワンゴ技術コミュニケーション室に所属。ドワンゴに所属するエンジニアがのびのびと、それぞれが持つスキルを発揮する環境を整えたり、将来ドワンゴに所属する可能性があるエンジニアに会社や事業の魅力を伝えたり、という業務に日夜取り組んでいる。最近はエンジニア以外にもコンピュテーショナル・シンキングを身につけてもらうための活動をしている。

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