カリスマ投資家が実践!「3月の儲け方」 相場がイマイチの時にはどうすればいいのか

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カリスマ投資家は、相場がイマイチの時、どんなことをしているのか(写真:Graphs/PIXTA)

米国株に比べれば、かなり出遅れ感のある日本株。3月2日には、日経平均株価が昨年来高値を一時更新したが、ETFの取引だけでは儲かりにくかったはず。では、カリスマ投資家の内田衛氏は2月中旬以降、どんな取引をしていたのだろうか。

【2月13日(月)】外食のコロワイド(7616)の子会社で、優待目的保有銘柄のカッパ・クリエイト(7421)が、73円安の1272円と大幅安。先週末引け後、業績の下方修正を発表。併せて、期末配当も20円予想から無配へと修正をしたのが原因だ。

2017年3月期通期の連結業績予想は、売上高が4.7%減の778億3200万円、営業損益は9億3400万円の赤字、59億0400万円の純損失で、1株当たりでは121.39円の大赤字。繰延税金資産を全額取り崩したので、損失が膨らんだ。競争激化と人件費の高止まりで厳しい状況のようだ。たまに店舗に行くのだが、メニューやネタ、接客など以前と比べてかなり良くなっているなと感じていたのだが、頑張ってほしい。日経平均株価は、80円高の1万9459円と続伸。

リソー教育の貸株で、1日2000円弱貸株料ゲット!

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【2月14日(火)】午前5時半、日経225先物は、60円高の1万9500円。NYダウは、142ドル高の2万0412ドルと、連日で過去最高値を更新。リソー教育(4714)の株式10万株を、SBI証券から以前取引していたGMOクリック証券へ移管手続き終了。貸株手続きをして、2月17日から実行となった。

貸株(かしかぶ)とは、株を証券会社に貸し出すことによって、貸株料がもらえる制度。信用取引で現物株を担保としている場合はできない。移管した理由は、貸株料が、キャンペーン中(GMOクリック証券、とことん貸株!ボーナス金利銘柄数2倍キャンペーン)で、リソー教育の貸株料が1.0%とSBI証券の0.1%と比べて10倍だったからだ。

本日のリソー教育の終値615円×10万株×1.0%÷365=1684円(1日当たりの貸株料)となる。日経平均は、220円安の1万9238円と大幅安。15時、オエノンホールディングス(2533)から、自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせがあった。昨日までで、予定どおり180万株を市場買い付けした。私は1月5日の開示情報で「2016年12月1日から12月31日で71万2000株を取得した」と発表があったので、自己株買い終了のお知らせが出る前に、保有株を売ってしまおうと思い、1月24日に272円で保有株6000株のうち5000株を売り、新規信用として、272円で3000株売り建てた。本日の終値は、1円安の266円。

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