アメリカで流行る「Houseparty」とは何者か マーケターが押さえておくべきこと

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人員を削減したあと、チームは方針転換して、2016年2月にHousepartyをローンチ。その際、開発者に共同創業者の夫の名前を使い、意図的にMeerkatとのつながりを隠した。

目標は、たまにではなく習慣的に使われるアプリになること。それこそが、公開チャットからプライベートチャットに(そして、見知らぬユーザー同士から友達同士に)切り替えた理由だった。こうした動きはベンチャーキャピタル業界の関心を集め、Housepartyは2016年12月、ワッツアップやインスタグラムに投資したセコイア・キャピタル主導の資金調達ラウンドで、5200万ドル(約59億円)を調達した。

英国における出足は遅かったが、Housepartyは2016年の終わりにかけてiTunesランキングをじわじわと上昇。アプリ市場分析をおこなうアップアニーのデータによると、2017年1月には、iOS App Storeのソーシャルネットワークアプリのダウンロード数ランキングで、バイバーやスカイプなどを抜いて4位の座を確保した。かつてのMeerkatは、広告を打ったにもかかわらず、英国では639位止まりだった。

アプリ内広告の可能性

Housepartyチームはこれまで、広告については沈黙してきた。だが、個人情報取り扱い同意書の細則で、登録時に広告への同意をユーザーに求めており、サードパーティーからの広告メッセージが「含まれるかもしれない」。つまり、ブランドが顔を出すということだ。

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