ガストと大戸屋で「太らない」メニュー選び なんとなくイメージだけで決めていませんか

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答えは「四元豚のヒレかつ定食です」。

黒酢の酸味が食欲をそそる「鶏と野菜の黒酢あん定食」。野菜たっぷりだし、黒酢って健康によさそうだし、お肉だって鶏肉だし、と思っている人もいるかもしれません。実はこれ、1食1000キロカロリー近くもある高カロリーメニュー。また、あんの原料の片栗粉(でんぷん)と、レンコンやニンジンなどの根菜類には糖質がたっぷり。これもカロリーが高くなる原因です。

鶏肉を1度揚げているので脂質も多く、食塩相当量にも注意! 1日の摂取目安量が約7グラムなのに、その大半が1食でとれてしまうのはちょっと多すぎともいえます。

その点「四元豚のヒレかつ定食」は、揚げ物の概念がひっくり返るくらいヘルシーです。豚肉には糖質やアミノ酸をエネルギーに変えるサポートをするビタミンB1・B6やナイアシン、ビタミン12が豊富で、美容を気にする女子にもうれしいメニュー。特に豚ヒレ肉はバラやロースと比べて脂肪分が少なく、低カロリーで高タンパク質。ダイエット中でも積極的に食べたい食材なのです。

外食には原材料や栄養成分の表示義務がない

私たちの生活になくてはならない外食ですが、なにを食べるかきちんと考えて選ばないと、気づかないうちに太ってしまうなんてことも。

なぜなら、外食には、こんな問題点があるからです。

(1)太りたくないのに選べない! その理由は? 

たとえば、あなたが「ダイエット中はできるだけ太らない食べものを選びたい」と思ったとき、何を確認しますか? お店に並んでいる加工品には、必ずその食品がなにでつくられているかがわかる原材料や、エネルギーやタンパク質などの栄養成分が記載されています。それを見ればなんとなく太りそうなもの、そうでないものがわかります。「健康にいいものを選びたい」と思ったときには、食品添加物などの少ないものを選ぶこともできます。

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