「だらだら過ごす夜」の罪悪感と決別する方法

2浪目の受験生が編み出した朝勉強の極意

朝から活動すれば、夜のだらだらを我慢する必要などないのです(写真:tomos / PIXTA)
『朝の余白で人生を変える』の著者で、“朝活の第一人者”でもある池田千恵氏は、朝の時間を戦略的に活用し、企業や自治体の売り上げを向上させる「株式会社朝6時」の創設者でもあります。そんな池田氏が、朝の「余白」時間を使った仕事効率化の方法を伝授します。

 

お酒を飲んだり、趣味に没頭したり――。夜にだらだらすることは最高のリラックスタイムである一方で、一抹の“後ろめたさ”を感じてしまう人もいるでしょう。

特に、大きな目標を目の前にすると、自分に足りないものがたくさん浮かんできて、とにかくインプットしなくては、と焦ってしまうことがあります。結果、つい遅くまで根を詰めてしまいがちです。ただ、自分がインプットしているさまざまなことから、余計なものをそぎ落とすことで、目標に近づけることもあるのです。

3度目の大学受験を前に始めた朝勉強

私がこのことに気づいたのは、私が大学受験に2度失敗し、3度目の挑戦をしようと奮い立って、早起きして勉強をしはじめたときでした。当時の私の生活は、夜10時に就寝、朝5時30分起床。6時に家を出て、早くから開いている予備校の自習室で勉強していました。

朝早くから勉強していると、どうしても夕方5時ごろには集中力が切れてしまいます。そこで私は無理に勉強を続けることをやめ、自習室から家に帰ってからは、テレビを見たり、趣味の料理をしたりとリラックスした時間を過ごすようになりました。

それまでは、“受験生だから”と、リラックスする時間を作ることなど考えたこともなかった私ですが、実際やってみるととてもいい感じ。朝から十分勉強したという充実感があるから、夜どんなにだらだらしても、後ろめたい気持ちにならないのです。

この早起き勉強を取り入れた3度目の大学受験では、やっと志望校に合格することができました。そして今も、よっぽど仕事が立て込んでいないかぎり、夜は夫とお酒を飲みながら、おしゃべりしたり、ネットを見たり、好きな小説を読んだりと、リラックスした時間を楽しんでいます。

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