比大統領、ミス出場者を前に慎重な演説 「女性の権利向上」に言及

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 1月23日、フィリピンのドゥテルテ大統領はマニラのマラカニアン宮殿(大統領府)で、ミス・ユニバースの世界大会に出場する80人超の代表の表敬訪問を受けて演説し、女性の権利向上に尽力するよう促した(2017年 ロイター/Erik De Castro)

[マニラ 23日 ロイター] - フィリピンのドゥテルテ大統領は23日、マニラのマラカニアン宮殿(大統領府)でミス・ユニバースの世界大会に出場する80人超の代表の表敬訪問を受けて演説し、女性の権利向上に尽力するよう促した。

フィリピンは30日に開催される大会の主催国。同国の主催は3回目となる。

通常は、原稿を読まずに言いたい放題の演説をするドゥテルテ大統領だが、今回は行儀よく振る舞い「いつもは演説を読み上げたりはしないのだが、今回は言葉を慎むようにと言われている」と語った。同大統領はたびたび女性蔑視的と批判されている。

大統領は、今回の大会を「より広く女性の権利向上をアピールする」場に活用するよう呼びかけた。また「この大会は、影響を与え、変革を導く好機となる。世界の変革さえ可能だ」と述べた。

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