ピースサインの写真から「指紋盗難」の恐怖

第三者が悪用する危険性

1月17日、国立情報学研究所の越前功教授(写真)は、デジタルカメラで撮影した写真から、その人の指紋情報を複製することが可能で、第三者に悪用される恐れがあると警告する。写真は13日撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 16日 ロイター] - 国立情報学研究所の越前功教授は、デジタルカメラで撮影した写真から、その人の指紋情報を複製することが可能で、第三者に悪用される恐れがあると警告する。つまり、ピースサインをしながら写真に写ることは不要なトラブルのもとになるかもしれない。

越前教授は実演による説明で、3メートルほど離れた位置から高解像度のデジタルカメラで撮影を行った。その写真からコピーされた指紋情報は本人のものとほぼ100%一致するという。

だが、ネイルアートテンプレートと白いアクリル染料から作った透明なフィルム「バイオメトリック・ジャマー」があれば、指紋情報を守ることが可能だという。

このバイオメトリック・ジャマーが商品化されるまで少なくとも2年はかかる見通しだ。それまでは写真を撮る際には手袋をはめたほうが良いかもしれない。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ドラマな日常、日常にドラマ
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
世界の投資マネーが殺到<br>沸騰! 医療テックベンチャー

2020年に世界の医療関連ベンチャーの調達額は465億ドルと過去最高を記録。10年間で5倍に膨張し、米グーグルやアマゾン、アップル、さらには中国の巨大IT企業もこぞって進出中です。国内の有望スタートアップ21社も掲載した必読の最新ガイド。

東洋経済education×ICT