ピースサインの写真から「指紋盗難」の恐怖

第三者が悪用する危険性

1月17日、国立情報学研究所の越前功教授(写真)は、デジタルカメラで撮影した写真から、その人の指紋情報を複製することが可能で、第三者に悪用される恐れがあると警告する。写真は13日撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 16日 ロイター] - 国立情報学研究所の越前功教授は、デジタルカメラで撮影した写真から、その人の指紋情報を複製することが可能で、第三者に悪用される恐れがあると警告する。つまり、ピースサインをしながら写真に写ることは不要なトラブルのもとになるかもしれない。

越前教授は実演による説明で、3メートルほど離れた位置から高解像度のデジタルカメラで撮影を行った。その写真からコピーされた指紋情報は本人のものとほぼ100%一致するという。

だが、ネイルアートテンプレートと白いアクリル染料から作った透明なフィルム「バイオメトリック・ジャマー」があれば、指紋情報を守ることが可能だという。

このバイオメトリック・ジャマーが商品化されるまで少なくとも2年はかかる見通しだ。それまでは写真を撮る際には手袋をはめたほうが良いかもしれない。

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