大企業では、自動車大手の回復が鮮明だ。富士重工業の経常利益は前期の1006億円から今期経常益は2150億円と2.1倍に続伸する。主力市場の北米で絶好調が続いており、利益をさらに膨らましそうだ。一方、ホンダも前期比78%増益と、こちらも続伸が見込まれる。北米や東南アジアが好調、円安のかさ上げ効果も大きい。
なお、33位に入ったコナカは、今13年9月期は営業利益ベースでは5%強程度の減益となる見通し。それでも8割超の経常増益が見込まれるのは、円安進行で営業外のデリバティブ評価益が膨らむためだ。
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