文具会社の社員が密かに実践する「ノート術」 成果を上げるノートはこうやって作る

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用途や目的にあわせて、どんなノートを選ぶかということも意外と重要です。もしノートでアイデアを整理したり、何らかのアウトプットにつなげるために使うのなら、紙面の大きさも大切です。自由な思考を妨げないよう、大きな紙面上で考えよう、ということです。

スペースを広くとり、見開きで使う

ちなみに、ノートは記入スペースが重要である、と主張する社員もいます 。その社員は横罫ノート(A罫・罫幅7ミリ/A5サイズ)を使っていたこともありました。しかし、A5サイズの横罫ノートは、いくつか難点がありました。まず、業務上図表を描くことも多いため、ガイドとなるドットや方眼があるほうが使いやすいと気づいたそうです。そして、A5なので、持ち歩きにも便利ですが、上部の空白部分(タイトル欄)があるので、実際に書き込めるスペースは小さくなる。よって、この部分を活用できず、もったいなく感じていたそうです。

そこで、方眼罫ノート(罫幅5ミリ/A5サイズ)を使うようになりました。

方眼ノートは、ガイドやドットの充実、タイトル欄の余白が小さいものが多いので、記入スペースが大きく、ページいっぱいに書き込めます。

なお、考えをまとめるときは、ノートを見開きの状態で使うことをお勧めします。

次ページ名刺もノートに貼ってしまう
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