あなたは新人として、自分なりに精いっぱい頑張っているし、目配りもしているのでしょう。しかし、実は自分のことでいっぱいいっぱい、という部分だってあるのではないでしょうか。新人なのですから、当然だと思います。
次のステージにきている
でも、先輩たちが、「可愛げが足りないよな」と言ってくれたのは、あなたが次のステージに来ているからかもしれない、とは考えられないでしょうか。
教えてくれる相手の気持ちを慮ることが難しい時期は終わって、感謝の気持ち、先輩たちのおかげという謙虚な気持ちを持つこと、さらには、一緒に働く人たちを心地よく動かしてより良い仕事をする基礎をつくること、そういうことまで意識していべき時期になったのかも。つまり、何にもできない、周囲も見えない、そんな新人時代は、もう卒業、というメッセージだと考えてみてはどうでしょう?
あなたのご相談からは、「なるほどね、あなたには可愛げがないわ」というような印象は受けないし、事実としても「これはこうしたほうがいい」と具体的にアドバイスするのは難しいけれど、十分に「可愛げ」の素質はあると思いました。いろいろな先輩がいるでしょうから、デキる人ばかりではないかもしれませんが、それでもやっぱり先輩には、あなた以上の知見があるはずです。「また教えてあげたい」と思ってもらって損はないと思います。
あなただったら、どうコミュニケーションされたら、「もっといろいろ伝えてあげよう」と思うでしょうか? 想像力を働かせて、きちんと自分の言葉で謝意を伝えてみる。そんなことから印象もきっと変わっていくでしょう。
「可愛げがない」と伝えたら、急に可愛いヤツになる、なんて素敵な変身じゃないですか。やっぱり可愛げある新人でいることには、たくさんのメリットがあるように思えてなりません。自分の言動を謙虚に振り返ってみて、「可愛げ」を意識してふるまってみたら、仕事の幅もぐんと広がるかもしれませんよ。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら