DBがCNLとして今冬まで運行していた10ルートのうち、需要が期待できる5ルートを継承した格好となっている。
・ハンブルク―ミュンヘン―インスブルック
・ミュンヘン―ベネチア
・ミュンヘン―ザルツブルク―フィレンツェ―ローマ
・ミュンヘン―ベローナ―ミラノ
アムステルダム―ミュンヘン間は、ドイツ国内のデュッセルドルフまでで打ち切られるが、オランダやベルギー方向への接続は確保されている。ただ。アムステルダム発着のチューリッヒ行きと、プラハ発着の2ルートは消滅することになった。
世界最長トンネル、ついに営業開始
冒頭で説明したように、今回のダイヤ改正における目玉はもうひとつある。全長57キロ、掘削に7年を擁し、青函トンネルより約3キロ長い世界最長となった「ゴッタルド基盤トンネル」だ。ここを通る正式な営業列車が、今回のダイヤ改正からいよいよお目見えする。
スイスは国土の中央をアルプスが横断、北部のドイツ語圏と南部のイタリア語圏は「別の国」と思うほど大きな距離感がある。加えて、旅客のみならず、物資の南北間の輸送が長年にわたりネックとなって来た。トンネルが掘られたゴッタルド峠は、数百年前には駅馬車で山を越えていたが、1881年に長さ15キロのトンネルが貫通。それを130年以上も使い続けている。
しかし平地からトンネルの高さへの上り下りには3〜4段ループ線を走るという難所で、所要時間の短縮や環境保護などの見地から、新たに山の低い場所にトンネルを設けることとなった。
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