湖池屋「プレミアムポテチ」は何がスゴイのか

ポリンキーもドンタコスも新シリーズ発売へ

プライドポテトは「秘伝濃厚のり塩」「松茸香る極みだし塩」「魅惑の炙り和牛」の3種類だ

「素材も製法も一切の妥協のない、日本のポテトチップスと呼ぶにふさわしい一品」――。老舗スナック菓子メーカーが本気で挑む新商品は、ポテチ業界を変えることができるのか。

ポテトチップスの老舗・湖池屋は2017年2月6日に、新たなポテチを発売すると発表した。その名は「KOIKEYA PRIDE POTATO」(コイケヤ・プライドポテト)。国産じゃがいもを100%使用、文字通り「プライド」をかけて開発したプレミアムポテトチップスだ。

プライドポテトは「秘伝濃厚のり塩」「松茸香る極みだし塩」「魅惑の炙り和牛」の3種類。3つのうち「主力」になると予想される「秘伝濃厚のり塩」は、お約束である国産青のりに、3種類の塩を織りこみ、3種類の唐辛子をブレンドした。「口の中に広がるのりの風味と濃厚な味付けがクセになる湖池屋秘伝の味」(同社)。

コンビニやスーパーなどを主体にオープン価格で発売される予定だが、参考価格としては150円前後(税抜き)になる見通しだ。

おなじみのCMで知名度は抜群だが・・・

なぜ湖池屋は今回、新たなポテチを発売するのか。それには同社の危機感と意地がある。

日本のポテチの量産化は、湖池屋がパイオニア。現会長の小池孝氏の父である小池和夫氏(故人)が東京・目白で1962年に「コイケヤポテトチップス のり塩」を発売したのが事実上の始まりだ(湖池屋の創業は1958年。小池なのに「湖」を使うのは、小池氏の出身地が長野県の諏訪湖の近くにあることに由来)。

創業者の子供で当時6歳だった小池孝・現会長によると、「工場には父が手探りで作り、失敗したポテトチップスが山積みになっていた」という。その後、同社はポテチの量産化に成功しただけでなく、ポテトスナックの「カラムーチョ」(1984年)、とうもろこし系のポリンキー(1990年)、ドンタコス(1994年)などのヒット商品を連発。テレビCMなどでユニークなマーケティング戦略をとってきたこともあって、認知度は今も約95%にのぼり、日本有数の高いブランド力を誇る。

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