日常生活を送っていく中で、人はさまざまな商品やサービスを利用している。それを提供している企業やブランドを「認識」しているだけではなく、「好感を持っている」いう観点で見ると、意外な傾向が見て取れる。
東洋経済オンラインがJNNデータバンクの協力を得て作成した「好感度が高い企業・ブランド『トップ200』」(10月23日配信)、「10~20代に好感度が高い企業・ブランド100」(11月6日配信)には、多方面から反響が寄せられた。今度は30代、40代のそれぞれに絞った好感度ランキングをお届けしよう。
「第72回JNNデータバンク定例全国調査」(2015年11月実施)のデータから一部を抜粋。これはTBSテレビをキー局とする全国28社のテレビ局(JNN系列)が1971年から毎年共同で行っているライフスタイル調査だ。訪問留置法という調査方法を用いている。
今回の調査対象は30~39歳の男女1439人と、40~49歳の男女1543人。各年代ごとに日本人になじみのある企業・ブランドについて、「好感を持っている」と回答した割合を「好感度」として上位100企業・ブランドずつを並べた。男女別の好感度や総合順位も併載した。
30・40代とも1位はセブン-イレブン
30代は1位がセブン-イレブン、2位がモスバーガー(モスフードサービス)、3位が無印良品(良品計画)となった。中でも無印良品は30代女性の好感度が50.1%と年代別-男女別で唯一過半数を超える支持を集めた。
40代も1位はセブン-イレブン。2位にトヨタ自動車、3位モスバーガー(モスフードサービス)が続いた。今回の調査対象ではちょうど平均的な年齢に相当し、トップ10のうち9つは総合ランキングでもトップ10入りしている企業・ブランドとなった。
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