アベノミクス成長戦略への「2つの誤解」

成長戦略では、そもそも成長できないのが当たり前

成長戦略では、成長しない

したがって、成長戦略では成長できない。するはずがない。既存の枠組みを強化する、効率化するだけで、経済にとってはプラスの可能性はあるが、部分的な改善で、中期的に多少生産性が上がるが、抜本的な変革が実現するはずがない。選挙で多数派として選ばれている以上、既存の企業構造を生かした政策以外ありえないからだ。

既得権益打破を与党に期待するのは間違っている。世の中が既得権益と新興勢力に分かれるとすると、多数派は広い意味での既得権益者なのだ。だから、既得権益者である、現在成功している伝統的な大企業構造を破壊して、革新的な成長を期待するのであれば、それは政権、政策の外から独自に成長する企業に期待するしかないのであり、実際、これまでもそうやって実現してきたのだ。

だから、成長戦略に失望することはない。成長戦略では成長できない。だが、それでも経済は成長できるのである。

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